ロコモティブシンドローム(Locomotive Syndrome|運動器症候群)

ロコモティブシンドロームとは、加齢や運動不足、生活習慣の乱れなどによって「運動器(骨・関節・筋肉など身体を動かすための器官)」が衰え、立つ・歩くといった移動の機能が低下した状態を指します。略して「ロコモ」と呼ばれることもあります。ロコモが進行すると転倒や骨折のリスクが高まり、日常生活での自立度が下がり、要介護につながる可能性があります。
予防や改善のためには、筋力を維持・強化する運動(スクワットや片脚立ちなど)、関節の柔軟性を高めるストレッチ、そしてバランス能力を養うトレーニングが有効です。また、カルシウムやビタミンDを含む栄養バランスの良い食事も重要な要素です。ロコモ対策を若いうちから始めることで、健康寿命を延ばし、年齢を重ねても自分らしく生活を続けられる可能性が高まります。


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