アジリティとは、動きを変える能力のことを言います。止まっている状態から動き出す、動いている状態から止まる、前から後ろや左から右へと方向を変える、ゆっくりとした速度から加速するなど、動きの状態を変えるときにアジリティ能力は必要です。スポーツでは、対戦相手やボールの動きに合わせて、自分の動きを変化させないといけない場面の連続なので、このアジリティ能力は欠かせません。また、日常生活では例えば、車が迫ってきたときにダッシュして避けたりといった特に危険を回避する場面で必要です。

反応は、外部の刺激を感じて動きを起こす能力です。私たちは常に外部から様々な刺激を受けて、五感で感知して、脳で処理して、体の動きを起こします。この一連の流れが反応です。スポーツでは、対戦相手やボールに即座に反応して、自分の動きを起こさなければいけません。また、日常生活では、最近多く見れらる車のアクセルとブレーキの踏み間違いなどのときに直ぐに反応できるかどうかといった特に危険を回避する場面で必要です。

アジリティと反応はスポーツで必要なものだと思われがちですが、日常生活でも欠かせないものです。